ラズベリー・パイで学ぶLinux&Pythonプログラミング超入門
Linuxコマンド/Pythonの使い方からGPIO制御,センサ計測/グラフ化,データのネット公開まで
(講義247分/149頁)
- 著者・講師:後閑 哲也(マイクロチップ・デザインラボ)
- 企画編集・主催: ZEPエンジニアリング株式会社
- 1人当たり1ライセンスです
ご購入
下記のボタンを押して,必要事項の入力をお願いいたします.
ご購入前に理解いただきたいこと
- [VOD/KIT]には,後述の実習キットの(1)~(3)が付属されていません.Raspberry Pi 3/4をお持ちの場合は,本製品の購入をご検討ください.
- 本セミナは,2021年7月31日に開催したウェビナを録画して編集した動画です.繰り返し再生,一時停止,巻き戻しが可能です.
オンデマンド動画セミナに付属の実習キット(はんだ付け不要)
- ラズベリー・パイ4 Model B 2GB
- 電源アダプタ&ヒートシンク
- miniHDMI-HDMIケーブル
- 環境センサ&A-Dコンバータ搭載IoT計測ボード完成品
- OS書き込み済SDメモリ・カード(実習用ソースプログラム含)
- Bカーブ10kΩの可変抵抗器
写真1 ご自宅をお届けするIoT計測&Pythonプラグラミング実験フルセット |
講義内容
あらまし
本セミナでは,IoT向けの定番コンピュータ・ボード「Raspberry Pi」と温湿度センサ&10ビット2ch A-Dコンバータ搭載IoT計測ボードを動かしながら,Linuxコマンドの使い方やPythonによるプログラミング技術の基本を学習します.ラズベリー・パイにセンサや表示操作機器を接続し,Pythonプログラムでこれを制御し,収集したデータをグラフ化する方法をステップを追って解説します.全体を通してラズベリー・パイを使ったIoTシステムを構築するための基礎を習得することを目標とします.
ヒートシンク取り付け済のRaspberry Pi,はんだ付け済みのIoT計測ボードに加え,ラズパイOS書き込み済みSDメモリ・カードも付いているため,自宅ですぐに実習を始められます.
アジェンダ
(1)Linuxの基礎
- シェル,コマンド,ディレクトリ
(2)Pythonの基礎
- 文法,データ構造,制御文
(3)GPIOの制御
- RPi.GPIOでLチカ
- イベント割込みとPWMパルス出力の使い方
(4)液晶表示器とA-Dコンバータの制御
- I2C通信,SPI,ADC制御関数の使い方
(5)センサの計測
- I2Cインターフェースと温湿度センサの使い方
(6)センサ・データのグラフ表示
- matplotlibの使い方
- ファイル保存とグラフ化
(7)センサ・データのネット公開
- ウェブ・ぺージの作成
- MyDNSでインターネットに公開する
ショートセミナ
セミナの概要
セミナのシステム構成とラズベリーパイの起動
GPIOの制御
SPIとADC制御関数の使い方
受講対象
- ラズベリー・パイを使いたいがLinuxが分からないので敬遠している方
- ラズベリー・パイで外部機器を接続して制御したいがPythonのプログラムが書けないので敬遠している方
- ラズベリー・パイで入力したデータをグラフ化する方法を学習したい方
- ラズベリー・パイでIoTシステムの構築を検討している方
あると望ましい予備知識
- パソコンの操作(キーボード入力など)に習熟していること
講演の目標
- ラズベリー・パイに各種センサや表示操作機器を接続する方法を学習し,Pythonプログラムでこれらを制御してデータを収集保存,グラフ化するなどしてIoTシステムを構築できることを目標とする
実習に必要なパソコン&周辺機器
- Windows10 メモリ8GB以上が望ましい
- ブラウザはGoogle Chromeが必須
- HDMI対応のモニタ
- USBキーボード&マウス(ラズベリー・パイ接続用)
- インターネット接続環境
講師紹介
略歴
- 1971年 東北大学 工学部卒 大手通信機メーカにて制御機器開発に従事
- 1996年 ホームページ「電子工作の実験室」を開設
- 2003年 有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立 代表取締役 計測制御システムコンサルタント,書籍執筆 セミナ講師
- 2012年 神奈川工科大学 工学部 非常勤講師
主な著書
- 電子工作のための PIC16F1ファミリ活用ガイドブック,技術評論社
- 作る・できる/基礎入門 電子工作の素,技術評論社
- C言語による PICプログラミング大全,技術評論社
- ARMマイコンで電子工作 SAMファミリ活用ガイドブック,技術評論社
- PICと楽しむ Raspberry Pi活用ガイドブック,技術評論社