[WEBライブ・セミナ]
LCD付きポケットWi-Fiマイコンで始めるIoTモジュール開発超入門
~M5Stackを使ったセンシング計測からネット経由でのデータ可視化,拡張基板の作り方まで~
講師:ThousanDIY / 企画:ZEPエンジニアリング / 販売:マルツエレック
タイム・テーブルと申し込み
お申込みは,マルツエレックの通販ページで行います.下記スケジュール表のボタンを押して,必要事項の入力をお願いいたします.
学ぶこと
本セミナの主題は,インターネット上の各種サービスを利用してマイコンで測定したデータをWi-Fi経由で収集及び可視化をする方法を学ぶことです.
IoTモジュールではインターネットを経由してデータ収集及び可視化を行うことで,取得したデータを場所にとらわれずどこにいても確認することができることも特徴の一つとなります.本セミナではWi-Fi対応マイコンモジュール「M5Stack」シリーズを使って,インターネットでの連携サービスである「IFTTT※」を使ったデータ収集,およびデータ可視化サービスである「Ambient※」によるデータのグラフ化をする方法を解説します.
※連携に使用するサービスは変更となる場合があります.
内容
(1)M5Stackの開発環境
- ArduinoIDEのインストール
- ボードマネージャの設定
- 必要なライブラリのインストール
(2)液晶画面を使ってみる
- 文字を表示する
- 図形を表示する
(3)無線LANへ接続する
- プログラムで接続情報を指定して接続
- WiFi Managerを使ってブラウザから接続情報を入力
(4)M5Stack用環境センサユニットを使って気温と気圧を測ってみる
- I2C接続を確認する
- ライブラリを使ってデータを取得
(5)測定データをIFTTT経由でスマートホンへ通知する
- IFTTTのアカウントを取得する
- サービス連携を試してみる
(6)Ambientで測定データを可視化する
- Ambientに登録する
- 測定データをグラフ化する
(7)アカウント情報をSDカードから読み込む
- SDカードのファイルからデータを読み込む
(8)ブロック・プログラム環境(UIFlow)を使ってみる
- UIFlow用のFWの導入
- UIFlowでプログラムをしてみる
(9)M5Stack用オリジナル拡張基板を作成する
- プリント基板設計
- ネット通販基板メーカに発注
受講対象
- これからIoTを始めたい方
- IFTTT,Ambientといったデータ連携サービスを使ってみたい方
あると望ましい予備知識と準備物
- Arduino環境を使ったマイコン開発の基礎知識
下記を準備していただけると,セミナ内容と同じことを実施することもできます.
- 「M5Stack Basic/Gray/Fire」のいずれかと接続用USBケーブル
- Windows10が動作するパソコン
- インターネット接続環境
- プログラムの中でWiFi接続のSSID及びPasswordを使用します - ArduinoIDEの事前インストール
- このページを参考にM5Stack用のCP2104ドライバをインストールしておいて下さい
講演の目標
- AuduinoIDEを使って簡単なプログラムを作成できる
- Webサービスを使ったデータ処理を体験する
- M5Stack純正のUnitが使えるようになる
講師紹介
略歴
- 1986年 都内私立大学 電気工学科 卒業
- 1986年 松下電器産業株式会社(現パナソニック) 入社,コンピュータ・ディスプレおよびテレビの電気回路設計に従事
- 2007年 電気メーカ系の半導体設計会社へ転職.高速インターフェース(USB,HDMI,DispleyPort)の設計・評価を担当,現在へ至る
主な著書
- ネット通販基板メーカの部品実装サービス, トランジスタ技術2018年12月号,CQ出版社.
- 実験・研究で役立つハンディ計測アナライザ特集 第1章,第2章,第6章, トランジスタ技術2020年11月号,CQ出版社.
- M5Stack 製品概要と開発環境, 月刊I/O2018年5月号~6月号,工学社.
- 「100円ショップ・ガジェット」を分解してみよう!, 月刊I/O 2018年7月号~(連載中),工学社.
- 「100円ショップ」のガジェットを分解してみる! (I・O BOOKS), 2020年, 工学社.