スピードマスタ・シリーズ
プロの技術を1日で!実習キット付きVOD

[VOD/Pi5 KIT/data]大規模言語モデルLLMによる生成AIプログラミング入門

ラズパイに軽量実装!ネット接続不要のスタンドアロン・エッジ開発



概要

本VODでは,通常クラウド環境で動作する大規模言語モデル(LLM,Large Language Models)を,ローカル環境であるPCやラズベリー・パイで実際に動かすための具体的な手順と知識を学びます.従来の自然言語処理(NLP,PNatural Language Processing)と比較して,LLMはTransformerアーキテクチャを採用し,文章全体の意味を一度に把握できるため,長文の処理や多様なタスクに対応する能力が格段に向上しています.しかし,LLMは膨大な計算リソースを必要とします.

講義を通じて,限られたリソースの環境でもLLMを利用するための軽量化技術に焦点を当て,軽量製済みモデルを使用して,手軽に自身の環境で動作させる方法を実践的に体験できます.

キットに加え,4時間を超える解説動画と,73頁の講義キストが同梱されています.

同梱の説明書(下記)には,講義ビデオや講義テキストの視聴を可能にするパスワードが記載されています.

本製品のすべての映像,画像,文書テキスト,ソースコードは著作権法によって厳格に守られています.無許可の転載,複製,転用は法律により罰せられます.

Raspberry Pi 5 / 8GBをお持ちの方は,下記の製品がおすすめです.
[VOD/data]大規模言語モデルLLMによる生成AIプログラミング入門

特徴1. すぐに実習を始められるキット

  1. Raspberry Pi 5 / 8GB
  2. microHDMI-HDMI変換ケーブル
  3. 5.1V 5A ACアダプタ
  4. ケース&ヒートシンク&ファン
  5. 実習環境書き込み済みマイクロSDカード(32GB)

特徴2. 講義ビデオ(240分)&テキスト(73頁)

  1. セミナの概要と目的
    大規模言語モデルのいま,LLMの進化とそのローカル実行の価値,ローカル環境でLLMを動作させる利点
  2. 大規模言語モデルの基礎知識
    ChatGPTなどのテキスト生成に関するモデルの基本知識と,そのほかの生成AIについても学ぶ.技術的な詳細情報ではなく,生成AIとはどういうものなのかについて例を示しながら解説する
  3. モデル軽量化の技術
    コンピュータ・リソースが限られた環境で,LLMを動作させるためのモデル軽量化手法として蒸留,枝刈り,量子化について解説する
  4. LLMの導入方法
    PCとラズベリー・パイの両方にLLMをインストールし,動かすための手順を体験する
  5. チャット機能の開発
    PC上でLLMを使ってチャット機能を構築し,ユーザ・インターフェースを通じて対話を行う方法を学ぶ.ラズベリー・パイではコマンド・ラインからの打ち込みによりチャット機能を動作させる
  6. Appendix ローカルLLMの用途

特徴3.実習用ソースコード

自分の手でソースコードを入力することはとても重要ですが,慣れるまでは,なかなか思うように動いてくれないものです.Llamaライブラリを使った対話型チャット・アプリケーション,REST API形式でAI応答を処理するスクリプト,ローカルAIチャット・サービスへのリクエストと応答の整形スクリプト,さらにマルチモーダル・モデルを使用し,画像に対する説明(英語)を行うスクリプトなどのソースコードを提供します.

講演の目標

  • モデル軽量化技術の理解
  • 軽量化済みモデルの導入
  • LLMのローカル実行
  • LLMのローカル・アプリケーション開発(PCが対象です)

受講対象

  • 情報漏洩の心配なくLLMを利用したい方
  • ラズベリー・パイでのLLM動作を試したい方
  • ローカル環境での構築について知りたい方

実習に必要なパソコンや周辺機器

(1)Googleアカウント

(2)パソコン環境
 Windows10以降,ブラウザはGoogle Chromeが必須.GPUは不要

(2)インターネット接続環境

(3)ラズベリー・パイで使用するパーツ

  • 有線キーボード(USB TypeA)
  • 有線マウス(USB TypeA)
  • モニタ(HDMI接続)

本製品を購入された方へ

講義ビデオと講義テキストの視聴方法は,下記リンク先(青字)をクリックし,本製品同梱の説明書に書かれたパスワードを入力してください.

240分の講義ビデオ(著作権保護のためパスワードがかけられています)

講義動画_大規模言語モデルLLMによる生成AIプログラミング入門.mp4

  • 0:00:10 イントロダクション
  • 0:05:00 セミナの概要と目的
  • 0:10:45 大規模言語モデルの基本知識
  • 0:50:20 モデル軽量化の技術
  • 1:04:26 大規模モデルを動かす
  • 2:38:52 チャット機能の実装
  • 3:31:10 Appendix ローカルLLMの用途

講義テキスト(著作権保護のためパスワードがかけられています)

実習用ソースコード(著作権保護のためパスワードがかけられています)

紹介動画

大規模言語モデルの内部動作と予測メカニズム
マルチモーダルAIによる画像解析とその結果の検証
ローカル環境で生成AIやLLMを活用したロボット制御の研究

講師紹介

略歴

株式会社クレスコ入社後,銀行向けシステムなど数多の開発にリードエンジニアとして従事.後に自社ソリューションとなる統合認証システムの基礎を独力で開発するなど,アイデアと技術でクレスコを牽引する.技術研究所での機械学習研究を経て,人工知能を強みとする部門に異動.現在はテクニカルエバンジェリストとして企業が持つ業務課題へのAI適用に関するコンサルティング,機械学習に関する技術支援を行う一方,自ら研究テーマを持ち共同研究,実験システムの構築も担当.
「SoftwareDesign」「やってみよう!機械学習」(技術評論社),「日経ソフトウェア」「AIプログラマになれる本」(日経BP)への記事寄稿,会津大学,はこだて未来大学,琉球大学,早稲田大学のほかWatson SummitやMicrosoftでの講演等,社外でも精力的に活動中.
 金沢工業大学 客員教授

主な著書

  1. 「ローカルLLM入門」モデルサイズの削減,日経ソフトウェア2024年9月号
  2. Pythonで学ぶ「AI・数学・アルゴリズム」2023年6月,日経BP
  3. 自分で作る深層学習フレームワーク(連載) 2022年7月号~2023年7月,日経BP
  4. いろんなことを試して学ぶ! Pythonプログラミング,2021年,日経BP
  5. エッジAIプログラミング M5StickV 活用編,日経ソフトウェア2020年11月号,日経BP
  6. エッジAIプログラミング M5StickV 準備編,日経ソフトウェア2020年7月号,日経BP
  7. Kaggleに参戦しよう(連載),日経ソフトウェア2020年1月号,日経BP
  8. Kaggleに参戦しよう(連載),日経ソフトウェア2019年9月号,日経BP
  9. Kaggleに参戦しよう(連載),日経ソフトウェア2019年7月号,日経BP
  10. AIプログラマになれる本,2019年,日経BP
  11. やってみよう! 機械学習 第2章 機械学習の始め方,2019年,技術評論社
  12. 人工知能で画像生成 応用編,日経ソフトウェア2019年1月号,日経BP
  13. 人工知能で画像生成 基本編,日経ソフトウェア2018年11月号,日経BP
  14. 自分で構築するか,APIで機能を使うか 機械学習の始め方,Software Design2018年4月号,技術評論社

関連製品


  • [VOD/data]大規模言語モデルLLMによる生成AIプログラミング入門
  • [VOD]ARM/GPU/FPGA/RISC-Vで作る AIカメラ&IoTエッジ開発 100の要点
  • [VOD/KIT] ラズベリー・パイで学ぶエッジAIプログラミング入門
  • [VOD/KIT]人工知能カメラM5StickVで作って学ぶ画像解析AI開発入門
  • [VOD/Pi4 KIT]世界の航空機を同時追跡!Flightradar24 ラズパイ・キット
  • パーツキットと講義動画でプロの技術を1日習得
    スピードマスタ・シリーズ

    電子回路・基板設計からプログラミングまで,エンジニアがマスタすべき技術は多岐にわたり,開発期間も短くなっています.多くの書物を読み漁ったり,玉石混交のネット情報に振り回されたりしている暇はありません.

    本シリーズには,各分野の一線で活躍する技術者が厳選したパーツセット,設計の要点を効率よく解説するセミナ動画,講義テキスト,お手本ソースコードなどが同梱されています.百戦錬磨の技を一見することで,未経験の技術が驚くほど短時間で身につくだけでなく,信頼性の高いシステム開発に必要なプロの眼が養われます.