[VOD/KIT]GPSクロック・ジッタ・クリーナ
100k~700MHz,精度-10乗!非同期で動く送受信機のディジタル通信を可能にする
- 型名:z-pptgen-on1
- 仕様:受注生産品,講義280分,解説82頁,GPSアンテナ,ACアダプタ,出力周波数:1PPS,10MHz,30.72MHz,61.44MHz,122.88MHz
- 定価:347,930円(税込・送料無料)
- 開発:株式会社ラジアン(加藤 隆志/Takashi kato)
- 企画編集・主催: ZEPエンジニアリング株式会社
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ご購入前の確認事項とお願い ~利用可能な周波数~
本製品は,内蔵のSTM32マイコンにジッタ・クリーナAD9545の出力周波数などを制御するファームウェアが書き込まれています(開発:ラジアン).利用できる周波数は次の5種類です.
- 1PPS
- 10MHz
- 30.72MHz
- 61.44MHz
- 122.88MHz
本製品は,100k~700MHzのクロック信号を生成する実力をもちますが,1PPS/10MHz/30.72MHz/61.44MHz/122.88MHz以外の周波数を生成したい場合は,ご自身でファームウェアを開発していただく必要があります.
周波数100k~700MHz,精度10$^{-10}$のウルトラ・プレシジョン・シンセサイザ
z-pptgenは,周波数精度の極めて高いルビジウムを搭載したGPS衛星の受信信号から得られる1kHzからジッタ成分を除去し,この信号を基準にPLLを使って安定性の高い高C/N信号を生成します.出力は,1PPS/10MHz/30.72MHz/61.22MHz/122.88MHzです.次世代無線規格 サブ6GHz 5Gや広帯域ディジタル無線の通信実験など,幅広い用途に利用できます.
デュアル・ディジタルPLLによって独立した2系統のジッタ・クリーニングされた基準周波数を出力するAD9545(アナログ・デバイセズ)を搭載しています.AD9545は,同載のマイコンでコントロールしますから,本キットは,スタンドアロンで手軽に高精度クロックが得られます.
内容物
- 本体
-
GPSアンテナ:MIKROE-3373
メーカ名:MIKROE
周波数範囲:1595.42M±25MHz
インピーダンス:50Ω
VSWR:2:1以下
ゲイン:30dB
帯域:5MHz
雑音指数:1.5dB
電源電圧:3~5V
ケーブル長:3m
-
ACアダプタ:AD-T50P200
メーカ名:XIAMEN UME ELECTRONICS
出力:5V,2A,10W
接続部:内径2.1mm,外径5.5mm,センタ・プラス
ケーブル長:1.5m
- 解説動画と講義テキストの視聴/ダウンロードURLとパスワード
技術資料
紹介動画
動画1 pptGenのキー・デバイス 低ジッタ・クリーナ AD9545 | 動画2 ルビジウム発振器と同レベル!pptGenは10$^{-10}$の超高精度 | 動画3 pptGenの使い方 |
本キットを購入された方へ ~解説動画の視聴リンクとパスワード~
下記リンク先(青字)をクリックして,本製品購入後にメールにてお知らせしたパスワードを入力してください.
280分解説ビデオ(著作権保護のためパスワードがかけられています)
GPSクロック・ジッタ・クリーナpptGen解説動画.mp4
- 0:00:10 自己紹介
- 0:03:00 5G実験基地局で使用、GPSクロックジッタ・クリーナ
- 0:06:00 GPSから得られる高精度クロック
- 0:09:57 NEO-7M の UART から出力される情報
- 0:12:03 GPSから得られる高精度クロック
- 0:13:26 周波数精度とJitter($C/N$)
- 0:15:48 Time Pulse = 10MHz の波形
- 0:17:24 周波数が高くなるほど$C/N$は悪化する
- 0:19:13 ジッタ,$C/N$の悪化はどのような影響がある?
- 0:25:16 基本1:GPSモジュールで高精度クロックが得られる
- 0:26:25 PLLシンセサイザ REF の $C/N$ を見せる場合
- 0:35:48 PLLシンセサイザ VCO の $C/N$ を見せる場合
- 0:40:08 GPSから得られる高精度クロックのジッタを取り除く
- 0:41:44 データシートAD9545
- 0:43:29 AD9545から出力されるジッタ
- 0:50:11 基本2:狭帯域PLLでREFのジッタを除去できる
- 0:52:27 これまでのPLLシンセサイザ設計
- 0:59:41 AD9545評価ボードと評価ソフトウェア
- 1:01:37 AD9545の設定レジスタを調べる方法
- 1:04:41 AD9545のStatusを調べる方法
- 1:07:07 Systemクロックを設定
- 1:09:41 クロック出力を設定
- 1:11:23 DPLL Divider の設定
- 1:13:14 DPLL NCO の設定
- 1:15:51 DPLL Loop フィルタ周波数の設定
- 1:19:06 REF入力の設定
- 1:20:06 基本3:最近の専用チップは評価ソフトを使って設計
- 1:23:41 VCOの電源はローノイズでなくてはならない
- 1:31:09 Ultra Low Noize LDOのパターン図
- 1:35:01 基本4:VCOの電源は徹底的にLow Noise化する
- 1:42:22 実験:ルビジウム内蔵SGと比較して検証する
- 1:53:16 AD9545 GPS Timepulse Jitter Cleaner Board
- 2:04:38 伝送路の等価回路
- 2:12:09 同軸ケーブルの特性インピーダンス
- 2:16:06 ストリップラインの特性インピーダンス
- 2:20:18 マイクロストリップラインの特性インピーダンス
- 2:22:49 マイクロストリップは層間厚の製造バラツキに要注意
- 2:26:05 ストリップラインの層入替は不整合が起こりやすい
- 2:29:52 基本5:用途に応じてパターン伝送路を選択する
- 2:34:26 差動線路のメリット
- 2:40:57 差動線路をシングルで使用する場合の問題点
- 2:43:54 今回採用した差動ではない平行線路
- 2:46:41 差動線路のリターン電流
- 2:50:00 基本6:差動伝送路を選ぶと良い理由と注意点
- 2:55:59 マイクロストリップで定在波が発生したらアンテナになる
- 3:03:07 ベタGNDでも定在波発生に注意
- 3:10:13 基本7:基板表面の定在波発生はアンテナと同じx
- 3:13:06 誘電損失の計算方法
- 3:18:07 表皮効果の計算方法
- 3:23:43 表皮効果と誘電損失の計算結果
- 3:27:42 基本8:高周波では基板材料の選択に注意
- 3:30:45 差動線路を評価する場合の問題
- 3:38:27 ミックス・モード$S$パラメータの必要性
- 3:43:29 Mixed Mode S parameter (3port)算出方法
- 3:46:26 VNAにMixed Modeを設定する場合
- 3:48:46 VNAで3ポート$S$パラメータ測定
- 3:51:03 Qucs Studio でミックスモード解析
- 3:57:49 基本9:差動線路の評価には$S$パラ・ミックスモードが必須
- 3:58:56 GPS ANT経路マイクロストリップ 1.5GHz
- 4:02:44 Stub 1mmの影響を見積もる
- 4:08:41 Short Stub $λ$/4は存在が無視できる
- 4:11:39 SMA水平か垂直か
- 4:15:25 基本10:GHz帯は意図せぬスタブに注意
- 4:16:38 AD9545 GPS Clock ボードの操作方法
- 4:27:04 AD9545 GPS Clock ボードの同期実験
- 4:30:34 AD9545 GPS Clock 122.88MHz波形
- 4:33:43 GPSクロック基板の製作はマルツエレック・プロトファクトリが承ります