[キット付き] ポケット・スペアナで手軽に!
基板と回路のEMCノイズ対策 10の定石
抑制部品もシールドも使わない!発生と伝搬のメカニズムを見つけてピンポイント解決
(講義316分/194頁)
- 著者・講師:川口 正
- 企画編集・主催: ZEPエンジニアリング株式会社
- 1人当たり1ライセンスです
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内容 | キット | テキスト | 視聴期間 | 税込価格 | 申し込み |
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[録画] ポケット・スペアナで手軽に! 基板と回路のEMCノイズ対策 10の定石 |
× | × | 1日 | \22,000 | |
[VOD] ポケット・スペアナで手軽に! 基板と回路のEMCノイズ対策 10の定石 |
〇 | 〇 | 無制限 | \41,800 |
ご購入前にご理解いただきたいこと
- 本VODは,2022年10月8日に開催したウェビナを録画して編集した動画です.繰り返し再生,一時停止,巻き戻しが可能です.
本VODに付属の実習キット(はんだ付け不要)
- 100k~960MHzのスペクトラム・アナライザ
- 50ΩSMA同軸ケーブル 2本
- SMAショート・コネクタ 1個
- アンテナ 1本
- USBType-A-Type-Cケーブル0.5m 1本
- スタイラス・ペン(タッチスクリーン操作用) 1個
- ストラップ 1個
- 磁界プローブ(部品実装済)
- 電界プローブ(部品実装済)
- ロジック・テスト基板(部品実装済)
- 5V ACアダプタ
講義の内容
あらまし
数十MHz~数百MHzのノイズや信号は複数の周波数,振幅のサイン波が重なっています.オシロスコープでの解析は困難なため,スペクトラム・アナライザで測定するのが基本です.
tinySAは,100k~960MHzのスペクトラム・アナライザです.本器と,実習キットに付属の磁界プローブと電界プローブを利用すると,回路基板のノイズ発生源を把握することができます.
本セミナでは,tinySAと実習キットを動かしながら,スペクトラム・アナライザの動作原理と使い方や,ディジタル回路基板から発生するノイズのメカニズムとノイズ対策のポイントを丁寧に解説します.
アジェンダ
(1)EMCノイズ対策の基礎知識
- EMCノイズ対策とは
- 低周波と高周波のノイズの違い
(2)スペクトラム・アナライザ入門
- スペクトラム・アナライザとは
- tinySAの性能
- 【実習】tinySAを動かしてみる(基本操作)
(3)基板パターンから空間にノイズが出るメカニズム
- 数十MHz以上のロジック回路の動作
- 【実演】QucsStudioでロジック信号から高周波ノイズが発生するメカニズムをチェック
- 基板パターンからノイズが発生するメカニズム
- 基板パターンから発生するノイズを低減するためのテクニック
(4)スペクトラム・アナライザによるノイズ対策
- 磁界プローブと電界プローブの動作原理
- ノイズ対策での使い分け
(5)実習キットを活用したEMCノイズ対策テクニック
- 付属のテスト基板の動作解説
- 【実習】テスト基板から発生する300MHz以下のノイズの変化を磁界プローブと電界プローブで測定してみる
ショートセミナ
ポケット・スぺクトラム・アナライザtinySAの基本的な使い方
tinySAと電界プローブで回路基板から発生するノイズを測定してみる
受講対象
- これから高周波回路を勉強・設計しようとしているエンジニア
- EMCノイズ測定・対策を学びたいエンジニア
- ハンディ・スペクトラム・アナライザを活用してみたい方
あると望ましい予備知識
基本的な電気回路の基礎知識
講演の目標
- 高周波信号と低周波信号の違いを把握できる
- スペクトラム・アナライザの動作原理が理解できる
- ロジック回路からのノイズ発生メカニズムの要点が理解できる
- ノイズの測定技術のポイントが理解できる
- EMCノイズ対策のポイントが理解できる
講師紹介
略歴
メーカで高速デジタル高周波の混在回路開発設計に30年以上従事.高速回路設計,EMC対策回路設計のコンサルタント
主な著書
トランジスタ技術,インターフェース誌,トランジスタ技術スぺシャルなどの技術記事執筆など