[KIT] 確率・統計ロボティクス学習キット
統計処理で姿勢の真値を推定するカルマン・フィルタ搭載の高安定倒立振子
- 型名:mzipP-01
- 設計・開発:別府 伸耕/Nobuyasu Beppu(リニア・テック)
- 企画:ZEPエンジニアリング
- お問い合わせ:info@zep.co.jp
- 関連製品:[VOD/KIT]確率・統計処理&真値推定!自動運転時代のカルマン・フィルタ入門
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物理法則にもとづくモデルをマイコンに組み込んで操縦させる
カルマンフィルタは、自動車や船舶、飛行機など、自動運転(ADAS)の機能をもつ装置に使用されています。数理モデルと実測値を利用し、確率統計処理によって雑音(誤差)を最小化し、最も確からしい値を短時間で推定することができます。本倒立振子キット の制御にはカルマンフィルタを応用しています。すなわち、倒立振子の姿勢推定にカルマンフィルタを使い、倒れないように制御しています。
特長
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制御用マイコンには、NUCLEO-F401REボードを使用
本キットは、STM32F401RET6を実装したNUCLEO-F401REボードを搭載しています。 - 開発環境はmbedを使用
- マイコンのプログラム開発環境は、mbed(エムベッド)を使います。NUCLEO-F401REボードはmbedのプラットフォームに登録されているので、開発環境を構築する手間を一気に省くことができます。なお、mbedを利用するには無料の会員登録が必要です。
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プログラミング言語について
本製品のマイコン用プログラムはC言語(厳密にはC++)で記述しています。
仕様
- モータドライバIC:BD6212HFP
- 電源:アルカリ乾電池(6V電源)または Ni-MH充電池(5V電源)
※別売:単3形 Ni-MH充電池(ニッケル水素充電池)4本、またはアルカリ乾電池 4本が必要です。
使用工具
- はんだごて、はんだ、フラックス、ピンセット
- プラスドライバー、ペンチ、ニッパ
- 1.5mm あるいは 2mm の六角レンチ
- テーパ・リーマ (小さい穴を広げる工具なら何でも可)
- スズメッキ線
マニュアルおよびソースコードのダウンロード
開発者略歴
- 2011年 東京工業大学 工学部 電気電子工学科 卒業
- 2013年 東京工業大学大学院 理工学研究科 電子物理工学専攻 修了
- 2013年 株式会社アドバンテスト 入社
- 2016年 株式会社村田製作所 入社
- 2019年 リニア・テック 開業
主な著書
- 電子回路のキホン 要点マスタ50,トランジスタ技術,2015年5月号,別冊付録,CQ出版社.
- 情熱のフル・ディスクリートFMラジオ,トランジスタ技術,2016年1月号 特集 第5章,CQ出版社.
- 本質理解!万能アナログ回路塾,トラジスタ技術,2017年9月号,連載,CQ出版社.
- 初等関数と微分・積分,2019年,CQ出版社.
- 月着陸船アポロに学ぶ確率統計コンピュータ,トランジスタ技術,2019年7月号 特集,CQ出版社.
- 大解剖!CPUはこうやって動いている,トランジスタ技術,2020年5月号 特集,CQ出版社.