ZEPマガジン
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2025年9月29日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
クルマやスマホの筐体放熱術 部品上面接触,基板裏面接触,部品の反転取付 筐体を熱経路として活用する方法が広く用いられている.放熱経路は部品上面,基板裏面,部品の反転取付の3種類 |
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2025年9月28日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
拡がり熱抵抗と接触熱抵抗に注目 放熱器設計の基本 小形部品は,ヒートシンク・ベース上で温度差が生じやすい.ヒートシンク・ベースを厚くしたり,熱伝導性の高い材料を使って拡がり熱抵抗を低減するべき |
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2025年9月27日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
ICの放熱経路90$\%$は基板へ パッケージ3種を比較 PBGA/QFP/QFN 放熱はトップ面,サイド面,ボトム面の3つの経路に分かれる.自然空冷条件下ではボトム経由で基板に伝わる熱が圧倒的に多くなる |
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2025年9月26日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
熱伝導シートのいろいろ 液材,シート材から相変化材まで 熱伝導シートTIMは,柔らかいシート材,液状のギャップ・フィラ,固化タイプの接着材,熱を加えると相変化を起こす材料など多様化している |
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2025年9月25日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
熱伝導シート選びの基準は「熱伝導率と接触圧力」 硬さによる性能の違い 発熱部品と放熱板をつなぐ熱伝導シート TIMは,その熱伝導率が大きければ性能がよいと考えがちだが,接触熱抵抗の影響が無視できない |
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2025年9月24日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
未然に大トラブル回避!電卓でまず計算「全消費÷表面積」 300Wm^2以上なら早めの設計見直し 熱対策の最初の確認作業は,基板の面積あたりの発熱密度,すなわち熱流束を計算.計算式は「基板に搭載された部品の総消費電力÷基板の表面積」 |
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2025年9月23日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
熱対策ターゲットの絞り込み 全部品の表面積と熱抵抗をデータ化 定量的な放熱設計においては,全部品の外形寸法,消費電力,許容温度を把握し,周長や表面積を計算することで,部品ごとの放熱能力を数値化する |
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2025年9月22日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
高密度時代の熱対策技術 ヒートパイプから液冷まで SoCやパワー・マネジメントICなど特定デバイスに発熱が集中する傾向が強まっており,1チップで300Wから400Wを消費するケースもある |
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2025年9月21日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
強制空冷時の放熱器の包絡体積 風速vs騒音トレードオフと最適解 強制空冷時の放熱性能はヒートシンクの熱抵抗と包絡体積で評価できる.風速を上げれば必要な包絡体積は小さくなる一方で騒音が増えるため,風速と騒音のトレードオフを理解すべき |
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2025年9月20日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
間違いだらけの熱伝導シート選び 熱抵抗と熱伝導率の違い 熱伝導シートは,熱伝導率が高ければよいと考えがちだが,熱抵抗や圧力特性によって実使用時の性能が大きく変わる |
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2025年9月19日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
冷却能力は熱流束÷熱伝達率 温度上昇分を求める式 熱設計では,部品温度を直接の設計目標とするのではなく,熱抵抗と熱流束を指標にすることが重要 |
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2025年9月18日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
設計目標は温度ではなく熱抵抗 初めの一歩は全熱源の熱抵抗の算出 熱設計に必要な条件は,許容温度,周囲温度,発熱量の3つ.これらを1つの値としてまとめたときに得られるのが目標熱抵抗 |
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2025年9月17日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
初歩のヒートシンク設計 3つの熱抵抗を決める 本体,ベース面の拡がり,接触 ヒートシンクの設計を考えるときに重要なのは温度そのものではなく,目標熱抵抗を明確にすること |
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2025年9月16日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
放熱設計=熱抵抗設計 ニュートンの冷却法則と放熱設計の基本 1701年にニュートンが提唱したニュートンの冷却法則は,物体が周囲に放出する熱量が温度差に比例するという経験式 |
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2025年9月15日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
リボン・ケーブルの放射電界強度 プリント基板EMC Q&A 平行なリボン・ケーブルに意図的にグラウンドを追加すると不平衡が上がり放射が低減される |
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2025年9月14日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
コモン・モード電圧の発生メカニズム プリント基板EMC Q&A マイクロストリップ線路とツイスト・ペア線の結合部に生じる同相電圧は,差動モード電圧にインターフェース部での両線路の不平衡率の変化を乗じたもの |
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2025年9月13日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
差動が同相に変換される1つの条件 プリント基板EMC Q&A ディファレンシャル・モード信号がコモン・モードに変換されるのは,伝送線路の電気的な平衡度が変化した場合に限る |
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2025年9月12日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
誘電体の厚みと特性インピーダンス プリント基板EMC Q&A 基板材の比誘電率が高いほど,同じ配線構造でもインピーダンスは低くなる.信号伝搬速度や反射特性にも影響がある |
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2025年9月11日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
偶数次と奇数次の比較でわかる!ノイズ放射源の推定 プリント基板EMC Q&A クロック周波数の偶数次高調波が奇数次よりも強く現れる場合,電源バスを流れるCMOS貫通電流が主な原因 |
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2025年9月10日号
[ノイズ/放熱対策][基板/実装/3Dプリンタ]
電圧の遷移が速いほど高調波が大きい プリント基板EMC Q&A ディジタル信号の遷移時間が短いほど高周波成分が強調され,高調波の振幅が大きくなる.10MHz,振幅3.3Vの場合,第5次高調波の実効値は数百mV程度になる |