ZEPマガジン

2025年8月26日号
CANネットワークのパケット解析力の実習教材
CANネットワークを活用したパケット解析力の実習教材の解説ページ

Raspberry Piを使用し、ECUエミュレータに接続されたCANネットワーク上で、通信パケットの解析やなりすまし演習できる

2025年8月25日号
ゼロ知識からのADAS機能解析
バスオフ攻撃と完全なりすまし装置

バスオフ攻撃は,CANバス上で特定のECUを意図的に離脱させる手法.ターゲットECUが送信したフレームを連続してエラーにすることで,エラー・カウンタを上昇させバスオフ状態に遷移

2025年8月24日号
通信内容や仕様が未公開でもデータ構造や挙動を解析する手法
車載CANプロトコルのゼロ知識解析とは

ゼロ知識解析とは,通信内容や仕様が公開されていない状態でもデータの構造や挙動を解析する手法

2025年8月23日号
STM32N6マイコンのコード改ざん防止とブートローダの運用
Arm TrustZone対応!SecureとNon-Secureの2状態切り替え

STM32N6は組み込みシステムにおけるセキュリティを重視したマイコン.CPUはArm TrustZoneに対応し,SecureとNon-Secureを切り替えられる

2025年8月22日号
STM32N6のAI サンプル(Object Detection) と評価指標
ビルドと実行,評価指標と精度の確認

NPU搭載のエッジ推論用マイコンSTM32N657の開発環境にはAIサンプルが提供されており、組み込みシステムでAIモデルの動作確認が可能

2025年8月21日号
リアルタイム推論対応の組み込みシステム開発
STM32N6マイコンの畳み込みアクセラレータ

STM32N657はディープニューラルネットワーク(D-NN)に特化し、組み込み機器におけるリアルタイム推論を可能にする

2025年8月20日号
600GOPS NPU搭載STM32N6マイコンでリアルタイムAI画像処理
STM32N6とエッジAIカメラ開発の位置づけ

600GOPSのNPUを搭載するマイコンSTM32N6はリアルタイムの画像処理を組み込み機器で実現できる

2025年8月19日号
最大1GHz,600GOPS,288並列MAC演算!NPU搭載STM32N6マイコン誕生
Cortex-M55×800MHz!3360 CoreMarkを発揮

エッジAI開発を強く意識したNPU(Neural Processing Unit)搭載のSTM32N657マイコンは,1GHz動作で600GOPSの演算能力をもつ

2025年8月18日号
車載CANプロトコルの基礎とゼロ知識解析
実車での解析と攻撃手法の検証

車載LANの挙動や脆弱性を理解し,攻撃手法および防御手法の基礎を学ぶ第一歩は,ゼロ知識から始めて実車に接続し,CANメッセージの観測と解析を行うこと

2025年8月17日号
PLLのC/Nと超低雑音LDO LT3045
低エラー・レート広帯域SDR入門

PLLのVCOに供給する電源の品質はそのままキャリア・ツー・ノイズ比(C/N)へ影響を与える

2025年8月16日号
ADF5336 vs ADF4372ミリ波PLLシンセのC/N
低エラー・レート広帯域SDR入門

ミリ波PLLシンセサイザの内蔵VCOの感度や周波数設定によるC/Nの差異は,EVMや通信性能に直接影響する

2025年8月15日号
ミリ波PLLシンセ ADF4372の使い方
低エラー・レート広帯域SDR入門

ADF4372は,4GHzから8GHzまでの広帯域VCOを内蔵したPLLシンセサイザIC.外付け回路が非常に少なく,シンプルな構成で高周波の信号生成が可能

2025年8月14日号
周波数2倍で6dB悪化!ミリ波用PLLのC/N
低エラー・レート広帯域SDR入門

周波数の上昇によるC/N悪化は,位相変調の性能に直結し,悪化した位相雑音は信号品質の低下や復調性能の悪影響を招く

2025年8月13日号
アナログ直交ミキサの弱点ローカル信号の漏れ
低エラー・レート広帯域SDR入門

アナログI/Qミキサは信号を$I$と$Q$の2成分に分けて処理するため,$I$側のゲインが大きく,$Q$が小さいといった直交性が崩れが発生しがちで,変換後に不要なイメージ成分が残る

2025年8月12日号
直交ミキサの2方式 ゼロIFとLow IF
低エラー・レート広帯域SDR入門

無線通信やSDRの直交ミキサには,Low IF方式とゼロIF方式がある.ゼロIF方式はベースバンド信号の帯域が半分で済む

2025年8月11日号
直交IF変調ADMV1013の動作
低エラー・レート広帯域SDR入門

アナログ直交変調IC ADMV1013は,IF入力とベースバンド入力の切り替え機能を備え,動作帯域は0.8GHzから6GHzと広い.4段階の内蔵フィルタでスプリアスを抑制できる

2025年8月10日号
直交IF復調ADMV1014の動作
低エラー・レート広帯域SDR入門

直交復調IC ADMV1014を用いることで,広帯域での低エラー・レート通信が可能になる.RFレベルの自動補償が可能なため,AGCも不要

2025年8月9日号
ミリ波伝送線路コプレーナの設計
低エラー・レート広帯域SDR入門

上下方向にもグラウンド層をもつ複合型コプレーナは,高周波デバイスとの接続がしやすく,またコネクタ実装時の電気的安定性を確保する上でも有利

2025年8月8日号
高分離度&低ロス!1.6G~11GHzパワー・ディバイダ
低エラー・レート広帯域SDR入門

ウィルキンソン・ディバイダは,高周波信号を2つに分配するマイクロ波回路.入力信号は等分に分配され,各出力ポートには約-3dBのパワーが到達する

2025年8月7日号
数十kHzの低周波電磁界 3相モータ・インバータの場合
電磁界シミュレータ入門 CST Studioで3次元解析

PWMによる駆動においても,三相ラインを個別にシールドするのではなく,空間的に一体化した構造でのシールドが望ましい