ZEPマガジン

2025年2月7日号
ソフトウェアLoRaレシーバの制作
GNU Radio×USRPで作るソフトウェア無線機

低消費電力で長距離通信が可能な無線通信規格LoRa準拠のソフトウェア受信機をオープンソース開発ソフト GNU Radioを使って開発した

2025年2月6日号
USRPのラインナップと開発環境
GNU Radio×USRPで作るソフトウェア無線機

USRPは,オープンソースのソフトウェア・ドライバ UHDを利用できる.UHDは,GNU RadioやMATLAB/Simulinkなどのモデルベース開発環境と連携してソフトウェア無線機を開発できる

2025年2月5日号
オープンソフト&ハードのモデルベース開発環境で始める
GNU Radio×USRPで作るソフトウェア無線機

Ettus Research社が開発したUSBソフトウェア無線機 USRP(Universal Software Radio Peripheral)を活用すれば,ローカル5G通信システムを実験的に構築することが可能

2025年2月4日号
間違いだらけのプローブ使用法
USBソフトウェア測定器 ADP5250 試用レポート

プローブの減衰率を×10に設定するとプローブ内部の高抵抗ネットワークが働き,周波数帯域が広がるため,高速信号の波形を正確に捉えることができる

2025年2月3日号
480MSPS 差動シリアル・インターフェースを評価
USBソフトウェア測定器 ADP5250 試用レポート

USBソフトウェア計測器ADP5250は,480MSPS USB2.0の高速差動信号を評価するパフォーマンスを備えるが,正確な波形観測には伝送路インピーダンス整合や遅延差の調整が必要

2025年2月2日号
I/Qベースバンド信号観測によるLoRa受信機の評価
USBソフトウェア測定器 ADP5250 試用レポート

USBソフトウェア測定器 USBADP5250は設計業務に利用できるスペックをもつ.ソフトウェア無線機のI/Qベースバンド信号やSPIシリアル信号,USB高速信号の評価に利用してみた

2025年2月1日号
1GSPS×100MHz!USBソフトウェア測定器 ADP5250レポート
各種電子回路の評価からソフトウェア無線器の開発まで

業務にも使える?USBソフトウェア測定器 ADP5250を使ってみた.A-D変換1GSPS,帯域100MHz,ロジアナ 1GSPS,DMM分解能 300V/10A/5-1/2桁,プログラマブル電源搭載

2025年1月31日号
コプレーナ/FET/BPFをQucsStudioに実装
3GHzネットアナNanoVNA入門 2GHz帯LNA基板のSパラ解析

ロスの小さい高周波信号用伝送路「コプレーナ・ウェーブ・ガイド」を用いて,伝達係数S21と反射係数S11のための評価低雑音アンプをQucsシミュレータ上で設計

2025年1月30日号
値を連続可変させて最適解を手早く探し出す
3GHzネットアナNanoVNA入門 Qucsの定数設計機能

AC解析やSパラメータ解析が可能な回路シミュレータ QucsStudioは,部品の定数を連続的に変化させながら,回路の応答を解析できる設計支援機能「スイープ」を備える

2025年1月29日号
ベタ・グラウンドへの熱拡散に留意 時間をかけて確実に
3GHzネットアナ NanoVNA入門 RF基板のはんだ付け

高周波回路のはんだ付け作業をするときは,ルーペや拡大鏡を使って接続を詳細に確認することを怠ってはいけはい.LNAの入力端子の接触状態によっては雑音指数やSNRが低下する

2025年1月28日号
NanoVNA実測 vs Qucsシミュレーション
3GHzネットアナ NanoVNA入門 共振回路のSパラ解析

数千円で買える3GHzネットワーク・アナライザNanoVNAと,DC解析,AC解析,Sパラメータ解析など多彩な機能を備えるQucsStudioは,高周波回路や無線回路の開発者の必需品

2025年1月27日号
校正?基板?測定器自体? S11は高域で波打つ
3GHzネットアナ NanoVNA入門 Sパラメータ測定

どんなネットワーク・アナライザでも,S11を測ると高域で波打つ.原因は受信回路の整合度や校正の不正確さ,ケーブルの反射,測定器自体のインピーダンス変動などさまざまだ

2025年1月26日号
PN符号を生成&BPSK変調波を出力&ループバック解析
Analog Discovery Pro入門 LabVIEWとの連携

LabVIEWはグラフィカルな開発環境を備えた計測制御用ソフトウェア.Analog Discovery Proと連携させてディジタル変調システム評価してみた

2025年1月25日号
広帯域無線機開発に!ウォータフォール測定
Analog Discovery Pro入門 3Dスペクトラム測定

USBソフトウェア測定器 Analog Discovery Proが備えるOscilloscopeモードやScope-Spectrogramモードを利用すれば,広帯域なソフトウェア無線機の評価も可能

2025年1月24日号
USBソフトウェア測定器 Analog Discovery Pro入門
1台100役!自動計測も!自宅で電子回路開発

Analog Discovery Pro 3000は,USBを介してPCと連携するソフトウェア測定器.Linux OS搭載で,イーサネットを通じたリモート制御や自動計測,LabVIEW連携も可能

2025年1月23日号
ロボティクス入門 制御器設計のフロー
1 負荷のモデリング 2 仕様の定式化 3 制御則の設計

ロボット制御に確実に成功するための第1歩は,(1)モデリング(2)仕様の定式化(3)制御則の設計という基本的な流れをマスタすること

2025年1月22日号
BPFからパッチ・アンテナまで!お手軽キットの研究
初めてのBeyond5G開発 28GHz通信実験の始め方

28GHz通信の実験を手軽に始められる3種類のキット(1)パッチ・アンテナ mz-mmant1(2)28GHz BPF mz-mmBPF1(3)800M~6GHz 広帯域90°ハイブリッドmz-Qhybridを紹介

2025年1月21日号
PLLシンセサイザの高C/N化に欠かせない
初めてのBeyond5G開発 VCOには超低雑音LDO

ミリ波5G無線機のC/Nは,PLL(ADF5356など)のVCOの性能に大きく左右される.PLL内蔵のVCOに高純度の電源を供給することで,C/Nは大幅に改善される

2025年1月20日号
C/Nは2周波数逓倍で6dB悪化
初めてのBeyond5G開発 高C/N PLLの必要性

ミリ波帯では周波数逓倍に伴いC/Nが6dB悪化する課題がある.3.4GHzで-90dBcのC/Nが,28GHzでは-72dBcまで低下する.高C/N PLLの採用や電源雑音の管理などの対策が求められる

2025年1月19日号
低予算でミリ波通信実験!周波数コンバータ・実験キット
初めてのBeyond5G開発 ミリ波送受信機の評価例

RF通信実験の第一歩は,送受信機の送信端と受信端の特性の評価.ミリ波帯送受信実験キットmmConを例に,最低限の測定項目や測定法の要点を紹介する